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【HEAT20 G2とは?】断熱だけでは不十分?資産価値を守る“三位一体”の性能設計とは

「家を建てれば、一生安心」——かつてはそう思われていました。しかし今、日本の住宅基準は大きな転換期を迎えています。

2025年4月からはすべての新築住宅に省エネ基準の適合が義務化されてますが、実はその「義務」をクリアするだけでは、数年後には「寒い家」というレッテルを貼られてしまう可能性があることをご存知でしょうか。

今回は、賢いお施主様が選んでいる基準「HEAT20 G2」について、そしてなぜ「断熱」だけでは不十分なのかという真実をお伝えします。

「HEAT20」とは、一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が掲げた、断熱基準のこと。国の断熱基準「省エネ基準(等級4)」や「ZEH基準(等級5)」は、「最低限の性能」ですが、それをを遥かに上回る基準が、このHEAT20のG1・G2・G3というグレードです。

  • G1:現行基準よりワンランク上
  • G2快適性と省エネ性・建築コストのバランスが最も評価されている基準
  • G3:最高水準クラス

HEAT20は実際に住んだときの快適さ・健康性・省エネ性まで踏み込んで設定された基準という点が大きな違いです。その中でもG2グレードは、「冬場の室内温度を概ね13℃以下にしない」という具体的な生活の質を約束する、現代における最高峰のコストパフォーマンス基準と言えます。

断熱性能の差

  • 従来の家: 暖房を切ると、朝方には室温が10℃を下回ることも。
  • HEAT20 G2の家: 暖房を切っても室温が13℃~15℃を下回りにくく、家全体の温度差が少ない。

いくら高性能な断熱材を使っても、
家にすき間が多ければ、そこから空気と熱は逃げます。

これはダウンジャケットを着ていても、ファスナーが開いている状態と同じです。隙間があれば断熱は無意味です。

そこで重要になるのがC値(相当隙間面積)です。

C値とは?気密性を表す大事な指数

C値とは、建物全体にどれくらいの「すき間」があるかを数値化したものです。数値が小さいほど、隙間がない=気密性が高いことを示します。

一般的な目安

  • C値 5.0以上:すき間が多い住宅
  • C値 1.0以下:高気密住宅
  • C値 0.5以下:高性能住宅レベル

HEAT20 G2レベルの断熱性能を活かすには、C値1.0以下、理想は0.5以下が重要になります。

UA値(外皮平均熱貫流率)は、家全体からどれくらい熱が逃げやすいかを示す数値です。

  • 数値が小さいほど高断熱
  • HEAT20 G2(6地域)の目安:UA値0.46以下

UA値とC値の関係

  • UA値(断熱): 熱の逃げにくさ。
  • C値(気密): 家の隙間の少なさ。

どれだけ断熱性能(UA値)を上げても、隙間(C値)だらけの家では、せっかくの温かい空気が逃げ、冷たい外気が侵入します。

「すき間がない家は息苦しいのでは?」という質問をいただくことがありますが、正解はその逆です。 気密が高いからこそ、「計画換気」が初めて正しく機能します。

スマイクホームでは、「第一種換気システム」を採用しています。

  • 熱交換換気: 外気を室温に近づけてから取り込むため、換気による熱ロスを最小限に抑えます。
  • 空気の清浄化: 汚れた空気は排出し、常に清潔な空気を家中へ届けます。

これは、高断熱 × 高気密 × 熱交換換気という、性能の三位一体構造です。

◆ 健康寿命を延ばす

暖かい家は、急激な温度差により、脳卒中や心臓発作、ヒートショックになりづらく、死亡リスクが下がります。また、温熱環境などの改善により、すべての疫病において有病割合が御幅に低下します。結露によるカビ・ダニの発生を抑えるため、アレルギー疾患の改善にもつながるという研究結果が出ています。

◆ 光熱費の削減

電気代が高騰する現代、少ないエネルギーで家中を暖められるG2の家は、月々の固定費を抑える「最強の家計防衛」です。

◆将来の資産価値

壁内結露を防ぎ、家の構造(資産)を腐朽から守ります。また、今後基準に満たない家は「中古市場」での価値が下落するリスクがあります。

このように長期的な合理性が成立します。これは「高性能=贅沢」ではなく、「将来コストを抑えるための設計戦略」なのです。

広島の地で、お客様の「未来」に責任を持つために、私たちスマイクホームは2025年10月より、注文住宅だけでなく、分譲住宅ともにHEAT20 G2性能を標準仕様としています。性能を「選択肢」にせず、当たり前の基準として提供する住まいづくりを行っております。

HEAT20 G2とは、単なる断熱の数値ではなく、断熱・気密・換気・数値管理まで含めた基準の名称です。

広島で注文住宅を建てるなら、見た目や設備といった表面的な部分だけでなく、構造・数値・理論に裏付けされた家づくりを選んでください。

「なんとなく良さそう」な家ではなく、「なぜこの家が快適なのか」を論理的に説明できる住まい。それが、スマイクホームが提供する高性能住宅です。

HEAT20 G2基準のモデルハウス・分譲住宅のご見学・ご体感も可能です。是非お問合せください。

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